ご訪問ありがとうございます。
さくらです。
先日、IKEAでずっと欲しかった木のまな板を購入してきました。
購入したのはこちらのまな板
木のまな板を使うのは初めての私。
お手入れが大変だということは分かっているけど、やっぱりオシャレだし使うのが楽しみ♪
キッチンに立てかけておくだけでオシャレな雰囲気になる木のまな板ですが、いきなり使うのはちょっと待ってください!
木のまな板を使い始める前に、まずオイルを塗っておく必要があるんです。
長く使うためにも必要なお手入れになるので、木のまな板を購入したら必ず行うようにしましょう。
ということで今回のお題はこちら↓↓
木のまな板のお手入れ
塗るオイルの種類、木のまな板を長持ちさせるコツについても説明していますので、初めて木のまな板を使う方はもちろん、すでに愛用されている方にも参考になる記事となっています。
≪追記2023.10.1≫
いまだに現役で使っています!(記事の最後に現在の画像あり)
ご紹介するお手入れ方法はとても有効的だと実感したので、木のまな板をこれから使う方、すでに使われている方、長持ちさせるお手入れ方法を知りたい方はぜひご覧ください♪
木のまな板を臭いやカビから守る!使い始める前にオイルを塗るべし!
オイルを塗る理由
木のまな板には、ヒノキ、イチョウ、オリーブなどの素材がありますが、木はそれぞれ本来の抗菌作用を持っています。
ですが、どうしても使っていくうちに嫌な臭いやカビが発生しやすくなってきます。
この臭いやカビの発生を防ぐのに効果的なのが、使い始める前に油を塗っておくというひと手間なんです。
しかも、木の呼吸を妨げず、木本来の機能を最大限に引き出すこともできるんです。
さらに防腐や撥水効果などもあり、木の保護剤としてまな板を使い始める前に油を塗ることが推奨されています。
なぜ臭いやカビが発生しやすい?
まな板と包丁はセットのようなもの。
包丁でまな板を傷つけることは避けられません。
特に木のまな板はプラスチックのまな板よりも傷が付きやすいです。
その傷に雑菌やカビが入り込むことで嫌な臭いが発生するのですが、特に魚や肉を切った時はバクテリアが発生し臭いが発生しやすくなります。
魚や肉を切る時は他のまな板を使ったり、牛乳パックを開いて洗ったものを敷いて切るなど工夫が必要かも。
塗布するオイルの種類
木のまな板に塗るオイルは食用油でOKですが、何の油でも良いわけではありません。
植物油には乾燥性の強さにより、乾性油、半乾性油、不乾性油の3種類に分けられます。
木のまな板に塗る場合は、乾きやすい乾性油を使います。
- 乾性油 ・・・亜麻仁油、しそ油、くるみ油、紅花油
- 半乾性油・・・コーン油、大豆油、ナタネ油、ごま油(焙煎されていないもの)
- 不乾性油・・・オリーブ油、ヒマシ油、椿油
今回は、亜麻仁油を使っていきます!
実演!実際にオイルを塗ってみる!
用意するもの
お手入れに用意したものはこちら。
- まな板
- 亜麻仁油
- ハケ
- 下に敷くもの
ハケがない場合はキッチンペーパーなどで代用できますが、やはりハケを使う方が早くてきれいに塗ることができます。
作業するときはオイルでベトベトになるので、必ず下に新聞紙などを敷いて作業します。
私は普段使っているまな板の上でやりました♪
手順
それでは塗っていきます!
オイルを塗る前に、まな板に汚れなどがないか確認します。
まな板に亜麻仁油を適当に垂らします。
すぐにハケで均等に塗り広げます。
塗り進めていくと最初に塗ったところが徐々に乾いてくるので、しっかり浸透させるためにも何度か塗り重ねていきます。
きちんと穴の内側にも塗っていきます。
忘れずに側面も丁寧に塗っていきます。
こうして5分くらいであっという間に塗り終わりました。
やはりハケを使うと手も汚れずキレイに塗れるので便利でした。
思ったよりきれいに塗れたしとっても簡単♪
塗り終わったらふきんハンガーなどに立てて、風通しの良いところで乾燥させます。
塗り終えて10分後にはテカテカがなくなりましたが、触るとペタッとしていてしっとりした感じになっていました。
このまま一晩乾燥させます!
お手入れ完了!まな板のビフォーアフター
塗り終えて丸一日経過したまな板がこちら。
油を塗る前より木目がはっきりしました。
見た目には完全に乾いてるように見えます。
全くテカテカしていませんね。
試しに中指で軽く擦ってみました。
若干指先に油が付いてテカってますが、ベタつき感やヌルヌルした感じは全くありません。
このまま使えそうな感じです。
ではビフォーアフターで見比べてみます↓↓
ちょっと分かりづらいですが、アフターは表面がしっとりとして滑らかになりました。
しっかりコーティングされたようです♪
今後のお手入れ
木のまな板のお手入れは、使い始めにオイルを塗ったらそれで終わりではありません。
オイルは使っていくうちにコーティング力がなくなってしまうし、長く使うには適切なメンテナンスが必要になってきます。
長く使うためのコツと合わせてメンテナンスの方法をご紹介します♪
長持ちさせるコツ
木のまな板の寿命はおよそ6年程度と言われています。
でも、きちんとメンテナンスを行っていけば10年程度はもつと言われています。
お気に入りの木のまな板を少しでも長く使えるように、日々のちょっとしたコツをご紹介します。
使用前にまな板を水で濡らす
まな板を水で濡らすと表面に膜ができます。
膜ができることによって食材の余分な水気や臭いがまな板に浸透しにくくなり、嫌な臭いが付くのを防ぐことができます。
使用前に一度水で濡らしてから食材を切るようにしましょう。
肉や魚は切らない
まな板を食材別に使い分けている方も多いと思いますが、木のまな板で魚や肉を切るのは避けた方が良いです。
魚や肉は臭いが付きやすく、しっかり洗わないと臭いが染みついてしまう原因になります。
私は野菜や果物専用として使うつもり♪
使用後はすぐに洗い汚れを残さない
使い終わったらとにかく早く洗います。
そして、汚れが残らないように、木目に沿って丁寧に洗います。
スポンジよりたわしで洗うのがオススメ。
まな板に汚れが残っていると色移りや臭いの原因になるので、早めにしっかりと洗うようにします。
最後に熱湯をかけて殺菌しておくと安心♪
しっかり乾燥させてから保管する
まな板を洗ったら、布巾でよく拭いて日陰で乾燥させます。
ここでしっかりと乾かさないとカビが発生する原因に!
全面が乾燥できるように、下を浮かせて立てて乾燥させるのがコツです。
また、保管するときは木の反りを防ぐために木目が縦になるように保管します。
直射日光を避けて、通気性の良い場所に保管しよう!
定期的にメンテナンスも
長く使っていくと、どうしても臭いや汚れが蓄積されていきます
そんな時の対処法・メンテナンス法をご紹介します。
木が白っぽくなってきたら・・・
元の木のように色が白っぽくなってきたら、もう一度油を塗ってコーティングします。
使う頻度にもよりますが、年に1~2回行うと良いようです。
臭いが気になってきたら・・・
気を付けてキレイに使っていても多少の臭いは付いてしまうもの。
そんな時はレモンと塩でまな板を擦ります。
臭いが気にならなくても、予防として定期的に行っておくと清潔に使うことができます。
塩とレモンのクエン酸がまな板の傷に入り込み、臭いや汚れをすっきりキレイに取り去ってくれます。
黒ずみや汚れが気になってきたら・・・
いつの間にかまな板に付いている黒ずみ。
実は主な原因はカビなんです!
カビができたらさすがに捨てなきゃいけないよね。。。
黒ずみができてしまっても、研磨クレンザーや重曹を使って落とすことができます。
それでも落ちない場合は、紙やすりで擦ったり、カンナで削って黒ずみを削ぎ落とせば引き続き使い続けることができます。
木のまな板だからこそできるメンテナンス法だね♪
まとめ
ということで今回は、木のまな板を使い始める前のお手入れについてご紹介しました。
今回は亜麻仁油を使いましたが、オリーブオイルを使う方も多いようです。
ただし、オリーブオイルは不乾性油なので表面に残りやすくベタつきが気になるかもしれません。
その点、亜麻仁油は乾性油なので乾きが早くベタつきも気になりませんでした。
オイルでのメンテナンスは乾性油、亜麻仁油をおすすめします♪
今回実際にオイルでのお手入れをやってみましたが、思った以上にとても簡単なお手入れなので、長く使うためにも木のまな板を買った際にはぜひやっておくべきだと思いました。
≪追記2021.6.26≫
この記事から約半年が経ちましたが、現在もこのまな板を愛用しています♪
カビ一つなく臭いも全く気になりません。
ですが、包丁の跡やまな板全体が白っぽくなってきたので、そろそろもう一度油でのメンテナンスをしたいと思います。
≪追記2023.10.1≫
この記事から3年近く経ちましたがまだまだ愛用中です!
使用前は水で濡らし、なるべく早く洗って乾燥するように心掛けています。
定期的なメンテナンスは油を塗るくらいしかしていませんが、カビや臭いは一度も感じたことがありません。
ではでは~~~
ポチっと応援お願いします↓
コメント