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さくらです。
今年も奴らと闘う季節がやって参りました。。。
夏の風物詩・・・蚊。
血を吸うだけならまだしも痒くしていくからイラっとするんだよねー
蚊の種類は、日本ではおよそ100種類が存在していると言われていますが、中でも代表的なのが「ヒトスジシマカ」「アカイエカ」「チカイエカ」の3種類。
そしてその中でもよく見かけるのが、シマシマ模様のヒトスジシマカですよね。
我が家の周りには蚊がとても多くて、毎年暑い時期になると蚊との闘いが始まります。
もう何年も家の周りの蚊対策をしていますが、ここ数年でようやく「蚊が来ない空間」を作れるようになったので、今回は蚊への対策に困っている方へ向けて、我が家の効果的な蚊対策についてご紹介したいと思います。
ということで、今回のお題はこちら↓↓
家周りの蚊に効果的な対策法
今回は家の中ではなく屋外に的を絞り、家の周りに蚊が集まる理由と具体的な場所、またその対策法と効果的な蚊よけアイテム3つをご紹介します。
「蚊よけアイテムは色々使ったけど効果がなかった・・・」という方もいると思います。
そのアイテム、ほんとに蚊に効果があるものですか?
虫よけといっても対象害虫や使い方などはアイテムによって違いがあるので、間違った使い方や選び方をしてしまうと意味がありません。
今回は、我が家で使ってみてバッチリ蚊に効果を感じたアイテムを、正しい選び方・使い方の説明と共にご紹介していきますので、家周りの蚊にお悩みの方はぜひ最後まで読んで頂けたらと思います。
蚊はこんな場所にやってくる!
「家の周りってなんで蚊が多いんだろう?」って不思議に思いますよね。
まずは、蚊が集まりやすい場所とその原因を突き止めておきましょう!
水たまりがある
よく、水たまりがあると蚊が多いと聞きますが、それは蚊が水たまりに卵を産みボウフラが発生するからです。
ボウフラとは蚊の幼虫のこと!
1回の産卵で100~200個の卵を産み、卵は2~5日でボウフラに、さらに2週間ほどで成虫の蚊へと成長していきます。
つまり、水たまりがあるだけであっという間に蚊の大量発生を引き起こす原因になってしまうんです。
特に気温が25℃を超えると産卵時期となり、水たまりにボウフラがわいている可能性が高くなります。
そうならないためにも、家の周りに水が溜まりそうなものがないかしっかりチェックすることが大切です。
我が家は、雨が降った後の自転車カバーによく水が溜まってしまうので、放置せずに必ず水を捨てるように気を付けています。
各家庭で水が溜まりやすい場所は違うので、雨が降った後にぐるっと家の周りをチェックしてみよう!
こまめに水たまりができないように注意していればボウフラの大量発生を防ぐことができ、それが蚊の発生を防ぐことに繋がっていきます。
しかし、どうしてもこまめに対処できないという場合は、気軽にボウフラを駆除できる方法もあります。
- 水の中に10円玉を入れておくと、銅イオンが溶け出すことによってボウフラを死滅させる
- 水たまりに食用油を入れると、ボウフラは呼吸ができなくなり死滅する
- 水たまりに塩を入れ塩分濃度を上げると死滅する
- ボウフラ駆除剤を使用する
いづれにしても、早く対処することが肝心です。
蚊の大量発生を防ぎたいなら水たまり放置は厳禁です!
雑草などが生い茂っている場所
蚊はずっと飛んでいるわけではなく休息することもあります。
その休息場所としてよく潜んでいるのが、雑草が生い茂っている草むらです。
蚊は草むらで休息をとり、人間が近付いてくると活動し始めます。
家の周りに草むらがあると蚊の休息場所を作ってしまうことになるので、定期的に草むしりをするなどのお手入れをしていくことが大切です。
ボーボーに生い茂ってなければ大丈夫なのかなー?
所々生えていたり、丈の低い草むらなら大丈夫かなと思いがちですが、実は蚊にとってはそのほうが人を感知しやすいので都合が良く、結果として蚊に刺されやすい状況を作ってしまうことになるんです。
雑草などはしっかりと取り除き、極力蚊の休息場所を作らないことが蚊を寄せ付けない大きなポイントとなります。
草むしりが大変で広範囲除草する場合は、長期間生えてこない除草剤を使うととても便利です。
人に寄ってくる
蚊は目が悪いということをご存知ですか?
ヒトの視力を1とすると、アゲハチョウが0.02くらいになるそうです。
長崎大学 熱帯医学研究所 病害動物学分野ー蚊の視力はどのくらい?
(中略)
同様に、夜行性の蚊であるアカイエカの個眼間角度(6~7°)から計算すると、視力は0.003以下になります。つまり、夜行性の蚊はほとんどモノと背景の境目の濃淡くらいしか感じていないと思われます。昼行性の蚊の個眼間角度はアカイエカよりも小さくなるので、アゲハチョウに近い見え方になりますが、ヒトに比べると視力はとても悪いと考えられます。
目が悪いのにどうして人に近寄ってくるんだろう?
蚊は目で見て人がいることを判断するのではなく、人のニオイや体温、吐く息の二酸化炭素などを感知して近寄ってきます。
人に40cm程度近付くと体温を感知し、二酸化炭素に至っては無風状態なら10m先にいる人の吐く二酸化炭素を感知することも可能だと言われています。
これらのことから、蚊に刺されやすい人がどのような人なのかが見えてきますよね。
また、O型の人が蚊に刺されやすいという調査結果もあるようです。
なぜO型の人が刺されやすいのかはまだ解明されていませんが、実際に日本の研究でO型がA型の倍の人数が刺されたという結果が報告されています。
黒い色のもの
蚊は目が悪いといっても、視力が低下した人間と同じような見え方をしているわけではありません。
蚊は色の濃淡は認識できますが、赤や青など色の識別はできません。
つまり、蚊には白黒の世界で見えているんだね~。
そして、蚊は色の濃いものを好んで近寄ってくる習性があります。
色を識別できなくても、白よりも黄色、黄色よりも青、そして最も好む色が黒ということになります。
黒い服を着ている人に、白い服を着ている人のおよそ10倍もの蚊が集まったという実験結果が報告されています
黒い服装や持ち物を身に付けている人は蚊に刺されやすいので、なるべく白っぽい服装を心掛けると蚊に刺されにくくなります。
しかし、実は黒一色よりももっと蚊を寄せ付けるのは白黒のボーダーだと言われています。
ボーダーのようなコントラストの強い色はより黒を強調し蚊を引き寄せてしまいます。
ボーダーだけでなくコントラストの強い柄物にも集まりやすいので注意が必要です。
効果を実感!!蚊が消えた最強アイテム3選
蚊の発生源にならないように環境作りをしても蚊が飛んでくる場合は、市販の蚊よけアイテムを活用してみましょう!
「目の前には水路があるし、花壇には植物が植わっている。。。」そんな我が家でも蚊よけアイテムを使って蚊を劇的に減らすことができました。
実際に我が家で使って効果のあったアイテムを3つご紹介します!
長時間寄せ付けない!ヤブ蚊ジェットスプレー
私がイチオシするのがこちらのアースヤブ蚊マダニジェット。
蚊を寄せ付けたくない場所にスプレーするだけで8時間も蚊のいない空間にしてくれるという優れものです。
- 効果効能:蚊成虫の駆除、屋外における蚊成虫の忌避、マダニの駆除
- 使用方法:蚊が潜んでいそうな場所に1から2mの距離から約2秒ずつ噴射。また蚊に対して約2秒直接噴射
- 有効期間:約8時間(天候、環境により異なる)
庭で作業したい時など、庭の木や地面などにスプレーしておくと、そこから薬剤が少しずつ蒸散して蚊が近寄ってくるのを防いでくれるという仕組みです。
ほんとに8時間も効果あるの?と思ったけどほんとに蚊が来ない!
スプレーのコツは、草むらなどの蚊が潜んでいそうな場所と、自分が作業する場所に噴射をしておくことです。
蚊に直接スプレーしても即行駆除できるので、蚊が多く潜んでいそうな場所をめがけてスプレーすれば一気に駆除できるし、当分その場所に蚊が潜むことはありません。
そして、自分が作業する場所にもスプレーしておけば蚊が近寄ってこないので、庭にいても蚊に刺されない空間ができあがるということになります。
実際に、私はいつもこのようにスプレーしていますが、庭に出てもほとんど蚊に刺されることはありません!
スプレーの仕方が不十分だと蚊が飛んでくるのでしっかり噴射するのが大事!
ジェットというだけあってものすごい噴射力!
薬剤の細かい粒子が隅々まで行き渡るので、この絶大な効果を生み出すのも頷けます。
ただ、使用していく中でいくつかの注意点も感じています。
我が家で育てている多肉植物に点々が付いてしまい、粉系の品種だったため洗うこともできずにずっと点々が付いたままになってしまったことが一番困りました。
薬剤は水性のため植物には優しいとの記載がありますが、念のため大事な植物にはかからないように使用するのがおすすめです。
こうしたデメリットもありますがやはり効果が絶大なので、使用法に気を付けながら我が家ではずっと愛用しています。
肌が弱くて、直接肌にかける虫よけスプレーができないという方にもおすすめ♪
今年は違うタイプも試してみたいと思い、効果が2週間も持続するというこちらを購入してみました。
まだ8時間のヤブ蚊ジェットがあるので使用していませんが、ほんとに2週間も効果あるのかな?と思いつつも使ってみて良かったら追記したいと思います。
家への侵入を防ぐ!玄関防虫剤
家の中に入ってくる蚊は、ほとんどが玄関を通って侵入してくるのだとか。
家の中に蚊を入れないためにも、玄関周りには蚊を寄せ付けない対策をしておきたいものですよね。
そこで愛用しているのが、玄関に吊り下げるタイプの虫よけアイテム。
各社色々なタイプが販売されていて、我が家でも今まで虫コナーズや虫よけバリヤなど様々なアイテムを使ってきました。
しかし今まで我が家が使っていたアイテム、実は全て蚊を対象とした虫よけアイテムではなかったんです。
「え?」と思った方・・・よく聞いてください。
虫コナーズや虫よけバリヤなどの忌避アイテムには蚊に効かないものが多数あります!!
虫コナーズのパッケージを見ると、適用害虫は「ユスリカ、チョウバエ」、虫よけバリヤは「ユスリカ、チョウバエ、キノコバエ」となっています。
ユスリカは蚊じゃないの?と思うかもしれませんが、ユスリカは蚊に似た姿をしていますが人を刺して吸血することはありません。
この事実を知らずに使用している方は結構多いんじゃないでしょうか?
私も知らずにずっと蚊に効かないアイテムを玄関にぶら下げていました
でも大丈夫!
蚊に効くタイプももちろん販売されています!
現在我が家で使用している虫コナーズプレミアムです。
効果として「屋内への蚊の侵入阻止と屋外で蚊を寄せ付けない」との記載があります。
これを使い始めてから玄関で蚊を見かけることはないですし、もちろん家の中でも見かけたことはないので、しっかり効果を発揮してくれていると思います!
アース虫よけネットにも蚊を対象としたアース虫よけネットEX 蚊に効く吊るだけプレートがあります!
防虫の鉄板!蚊取り線香
蚊よけアイテムと言えば、まず蚊取り線香を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
我が家でも渦巻タイプを常備して、草むしりなど場所を常に移動するような時に使用しています。
金鳥の蚊取り線香には、ピレスロイドという殺虫成分が含まれているため、蚊を寄せ付けない効果だけでなく殺虫効果もあります。
蚊取り線香は長い歴史がある分その効果についてはもはや言うまでもありませんが、蚊取り線香の近くに蚊がポトリと落ちているのを発見すると、やはりしっかりと効果を発揮してるんだなと実感することができます。
確かな効果のポイントは「防除用医薬部外品」であること!
他の虫よけアイテムにも言えることですが、より高い効果を期待する場合は防除用医薬部外品と表示されている商品を選ぶことがポイントです。
蚊取り線香には様々なタイプのものが販売されていますが、屋外の蚊の多い場所でもしっかり蚊よけしたいなら、天然除虫菊成分の製品よりも効果が高い防除用医薬部外品のアイテムを選ぶようにしましょう。
防除用医薬部外品と表示されている蚊取り線香はこちら↓
まとめ
ということで、今回は家周りの蚊対策とおすすめアイテムについてご紹介しました。
暑い季節に活動し始める蚊ですが、実は35℃を超えるような酷暑には弱く、活動することができなくなってしまうようです。
ここ数年、日本では35℃を超えることが珍しくなくなりましたが、それと共に蚊を見かけることも少なくなったと言われています。
そういえば、めちゃくちゃ暑い日って蚊を見かけないかも!
しかし、これは蚊がいなくなったわけではなくどこかに潜んでいるだけなので、気温が下がればまた活動し始めます。
蚊を見かけないからといって油断せずに、蚊を寄せ付けない工夫と撃退アイテムをうまく利用して、常に家周りを蚊のいない快適な空間にしておくことをおすすめします。
ではでは~~
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