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さくらです。

我が家で使っている砂糖はてんさい糖。
以前は上白糖を使っていましたが、健康や使い勝手などを色々考慮しててんさい糖に変えました。
てんさい糖については以前にも記事にしています↓↓
そんな我が家で愛用しているてんさい糖が「体に悪い!」「てんさい糖は危険!」という情報を目にしてしまいました!

こりゃ、えらいこっちゃ!
で、てんさい糖の何が体に悪いの!?
以前の記事で皆さんにてんさい糖をお勧めしてたし、我が家では毎日のように口にしているてんさい糖。
ほんとに体に悪いとしたら大変!
しっかり真相を突き止めないといけません。
ということで今回のお題はこちら↓↓

てんさい糖の危険性
- てんさい糖が体に悪いと言われる理由
- てんさい糖の製造工程やその安全性
- 危険性の有無
「てんさい糖って本当に危険なの!?」「何がどんな理由で!?」「てんさい糖は食べないほうが良いの!?」と気になっている方は、ぜひご覧になってください。

結論を言っちゃうと、てんさい糖は危険なお砂糖ではありません!
でもなぜ危険と言われるのか?
すっきり解明していきます!
てんさい糖とはどんなお砂糖?

てんさい糖とは、北海道で栽培されている甜菜から作られるお砂糖です。
てんさい糖は、精製された上白糖などと違ってミネラルや栄養素がそのまま含まれ、オリゴ糖まで含まれている体にとても優しいお砂糖になります。

てんさい糖はGI値が低いので、糖の摂りすぎが気になる方にもおすすめ♪
色が茶色なのは、栄養素がそのまま残されて作られたからできた天然の色。
体に良いお砂糖である証のはずなんだけど・・・
いったいてんさい糖の何が体に悪いと言われてしまうのでしょうか・・・?
てんさい糖が体に悪いと言われる理由

てんさい糖が体に悪いと言われる理由は主に3つあるようです。
たくさんの農薬が使われているから・・・?
てんさい糖の原料である甜菜は北海道で栽培されています。
甜菜は糖分が高いため虫が付きやすく、農薬なしで栽培するのは不可能だとされています。
そのため、たくさんの農薬が使用されているのではないか?との見方があり、いくら甜菜に栄養があっても農薬まみれではかえって危険ではないのか?という不安な声があるのは事実のようです。

農薬を使って栽培される作物は他にもあるけど、たくさん使われているとなるとやっぱり気になっちゃうよね。。。
遺伝子組み換えが行われているから・・・?
遺伝子組み換えとは、農作物の性質を改良させるために遺伝子情報に変化を加える技術のことです。
その遺伝子組み換えがてんさい糖の原料である甜菜に施されているのではないか?との情報が広まっているようなんです。

遺伝子組み換えが危険かどうかは置いておいて、天然の栄養素をウリにしてるてんさい糖が遺伝子組み換えの甜菜で作られているとしたら・・・ちょっとイメージダウンは免れないかも。
ボツリヌス菌が含まれているから・・・?
ボツリヌス菌とは、海や川、湖や土壌などに広く存在し、非常に強い毒素「ボツリヌストキシン」を生み出す細菌のことです。
有名なところでは乳児ボツリヌス症があり、生後一歳未満の乳児にはハチミツを与えてはいけないとされています。
そのボツリヌス菌が甜菜にも含まれているのでは?との情報が。。。

全身神経麻痺が起こるとされているボツリヌス症・・・めっちゃ怖いんですけど!
ホクレンのてんさい糖に見る危険性の真相

てんさい糖が体に悪いのでは?と言われる理由が分かりましたね。
では、それが本当なのか真相を確かめていきます!

我が家でも愛用しているてんさい糖のメーカー、ホクレンの製造工程などを参考に調べてみました。
ホクレンは北海道で農協と共に農業に取り組んでいるんだって!
安心安全を徹底管理された農薬の使用
甜菜の栽培にはたくさんの農薬が使われているのでは?とのことですが、ホクレンでは生産者、農協と共に安心安全な甜菜作りに取り組み、栽培工程に関しては徹底管理されているようです。
ビニールハウスでの育苗から収穫まで栽培履歴の記帳を一貫して行い、農薬の適正な使用の徹底に努めています。また、地域ごとに職員を配置し、営農指導や技術指導を推進しています。
引用:ホクレンのこだわり てんさい糖
甜菜を農薬なしで栽培することは難しいようですが、その使用量に関しては安全性を徹底管理されているようなので、決してたくさん農薬が使われているということはないようです。
産地の生産者さんや農協と一緒に取り組んでいるというのも安心材料ではないでしょうか。
遺伝子組み換えでないこだわりのてん菜栽培
遺伝子組み換えがされているのでは?とのことですが、そもそも日本では遺伝子組み換えされた農作物を作ることが禁止されています。
国産の甜菜であれば、まず遺伝子組み換えの心配は不要ということになります。
ちなみに、ホクレンの甜菜栽培は種作りから始まります。

種子専用の畑で育てられた甜菜から種子を取り出し、粒の大きさや発芽率などの品質管理が徹底して行われ、良質なものだけがホクレンの種子として出荷されています。
もちろん、遺伝子組み換えはされていません。
てんさい糖は赤ちゃんに与えても大丈夫
てんさい糖にボツリヌス菌が含まれているのでは?とのことですが、今までにてんさい糖を摂取してボツリヌス症を発症したという事例はありません。
厚生労働省食品衛生課においても、特にてんさい糖を規制する措置は取られていません。
ベビーフードなど乳児が口にする食品にもてんさい糖が使われている製品が販売されているので、てんさい糖を摂ったからといってボツリヌス症を発症することはないと言えると思います。
ちなみに、ボツリヌス菌は一般的に、120℃で4分間以上の加熱をすれば完全に死滅するとされています。
ホクレンでは、製造工程において120℃で4分間以上の加熱が施され、温度指標を遵守しているとHP上で公表されています。
てんさい糖は健康になれる砂糖ではない

ということで、てんさい糖が体に悪いと言われる理由について調べてみたところ、それを裏付ける根拠が見付からず、安心して食べても大丈夫だということが分かりました。

良かった良かった♪
いつも食べてるホクレンのてんさい糖も安全だということが分かってホッとしたよ~~
でもここで、改めて勘違いしてはならないのが、てんさい糖は決して健康になれる砂糖ではないということ。
てんさい糖が他の砂糖に比べて栄養価があるということが分かっていますが、だからといっててんさい糖を摂っていれば健康になれるということではありません。
てんさい糖も砂糖であることには変わりないので、摂りすぎれば当然糖尿や肥満の危険があります。
他の砂糖同様、摂取量には注意していくことが大事です。

適量を守っていれば、糖を摂るメリットも大いにあります!
- 脳を活性化させる
- エネルギー補給できる
- 脳内で幸せホルモン「セロトニン」の濃度を高める
天然の栄養素が含まれたてんさい糖を適量摂りつつ、糖の恩恵を受けていくのが上手な摂り方ではないかなと思います。
まとめ
ということで、今回は「てんさい糖は体に悪い!危険だ!」という情報が本当なのかを検証してみました。
- てんさい糖の栽培には農薬を使うが、安全な適正量を管理されている
- てんさい糖の原料である甜菜は遺伝子組み換えされていない
- てんさい糖摂取によるボツリヌス症の発症事例はない
お砂糖は毎日の料理に欠かせないからこそ、体に良いものを選びたいですよね。
我が家では現在てんさい糖一択!
料理によっては若干茶色の色味が出ますが、味は変な癖もなく甘みも充分感じられます。

体に悪いということもないようだし、これからもてんさい糖を愛用するつもりです♪
今回の記事は一部ホクレンさんのてんさい糖製造工程などを参考に書かせていただきました。
外国産の場合は情報と異なる場合がありますので、購入の際はよく確認してからご購入下さい。
▲安心の国産てんさい糖
ではでは~~~
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