ご訪問ありがとうございます。
さくらです。

軽くグルテンフリーを行っている私。

ホームベーカリーがあるし、米粉さえあれば簡単にフワフワ米粉パンが作れそう♪
そんな軽い気持ちで米粉パンを作ってみたら・・・

思い描いたものとは程遠い、カッチカチの塊ができあがりました。。。

「えーっ!何で!?何でこうなった!?」
若干パニクりましたが・・・
失敗した原因や正しい米粉パンの作り方についてきちんと調べてみることにしました。
ということで今回のお題はこちら↓↓

ふわふわ米粉パンを作る
- 米粉パンが膨らまなかった原因
- 米粉パンの正しい作り方
- この米粉があれば絶対成功する!
- 失敗作の活用
何も調べずにいきなり作ってしまった私。
でも、同じ失敗をした方も多いのでは?
同じ失敗を繰り返さず、次は美味しいふわふわ米粉パンが作れるように大切なポイントを説明していきます。

失敗知らずの最強米粉もご紹介しますよ~♪
ホームベーカリーで初めて米粉パン作りに挑戦!

いつも強力粉を使って食パンを作っていましたが、今回は米粉パンということでお安く売っていた業務スーパーの米粉で焼いてみることにしました。
いつも通りのレシピで作ってみた
私がホームベーカリーで食パンを作る時は、いつもこのレシピで作っています。
- 強力粉 200g
- 薄力粉 50g
- 砂糖 15g
- 塩 3g
- バター 30g
- 牛乳+卵 170g
- ドライイースト 3g
私は何の疑いもなく米粉でもこのレシピ(米粉250g)で作ってみました。
ホームベーカリーの設定もいつも通りのドライイーストコース、メニューは食パン、焼き色は薄めで設定しました。

ほんとになーんにも考えてなかったぁ。
ホームベーカリーに書いてある「米粉」の文字も全然目に入ってなかったわ。
ちなみに、我が家のホームベーカリーはパナソニックSD-BH103。
10年も前に買った古いホームベーカリーになります。
できあがり!・・・しかし全然膨らまなかった!
いつものレシピといつものコースでできあがったのが、冒頭でも出てきたこちらのカッチカチパン。

全然膨らまず、形もイビツで大きさはいつもの半分以下。
ふかふか米粉パンとは程遠い、ずっしりとした塊ができあがりました。。。


ホームベーカリーの蓋を開けた瞬間の衝撃といったらもう。。。
しばらく呆然としながらも頭の中で色んな原因を考えました。
米粉パンが膨らまなかった原因を考える
米粉パン作りに何故失敗したのか?
一番の大きな原因は「米粉パンは膨らみにくい」という特徴を理解していなかったことにあります。
米粉ではパンが膨らみにくい理由
今回使用した米粉にはグルテンが入っていません。
商品によってはグルテン入りの米粉もありますが、業務スーパーの米粉は原材料名に米しか書いてありません。

パンの弾力というのは、イーストから出される炭酸ガスをグルテンが包み込むことによって生み出されるのですが、米粉にはグルテンがないので包み込めずに炭酸ガスが外に出ていってしまいます。
すると、炭酸ガスが抜けてしまうことでパンが膨らまず、重くずっしりとした萎んだパンができあがってしまうんです。
なので、米粉を使ってパンを作る時はいつも通りのレシピや工程でやってもうまく作れません。
「膨らみにくい」ということを頭に入れておかないと、私が作ったチーズのような塊ができてしまうことになります。。。
ホームベーカリーのコース選び
今回、私はもう一つ大きな失敗をしていました。
それは、ホームベーカリーの「米粉コース」を選ばなかったことです。

思い切り書いてあるのに全然気付かず、何の迷いもなくいつものドライイーストコースを選んでいました。

でも、米粉コースってドライイーストコースと何が違うの!?
強力粉を使う場合、生地をこねることでグルテンが炭酸ガスを包んで膨らむので、「こね→ねかし→こね」の工程があるドライイーストコースを選びます。
しかし、グルテンを含まない米粉の場合はこねることで炭酸ガスを逃がしてしまうので、米粉コースはこねる工程や発酵の時間が少なく設定されています。

米粉コースがないホームベーカリーの場合は早焼きコースを選べばOK♪
ホームベーカリーを使った正しい米粉パンの作り方

ホームベーカリーでふっくら米粉パンを作るポイント
手作りするのが難しいとされる米粉パン。
ふっくらとした美味しい米粉パンを作るためのポイントをまとめてみました。
パン用の米粉を選ぶ
色んな米粉が販売されていますが、パン作りに使う米粉はトレハロースや増粘剤が含まれているパン用の米粉を使うようにします。
ホームベーカリーの米粉コースで作る
米粉コースを選ぶと小麦あり・なしが選べるので、米粉で作る時は小麦なしを選びます。
※機種により異なります
米粉コースがない場合は早焼きコースを選びます。
ぬるま湯を使う
材料が冷たいと酵母が活動しにくくなるため、冷水ではなくぬるま湯を使います。
また、米粉コースで作る場合は発酵時間が短いため、最初から温かくしておくのが好ましいです。
ぬるま湯は25~30℃が適温ですが、60℃以上にしてしまうと酵母菌が死んでしまいガスが減ってしまうので要注意。
軟水を使う
ミネラルが多く含まれている硬水は酵母との相性がイマイチ。
上手くいかない場合はミネラルウォーターは避けて、軟水の水道水などで作ると上手くいくことがあります。
再度チャレンジ!が、成功に至らず・・・
その後、このポイントを頭に入れながら再度チャレンジしてみました。
しかし、若干膨らみが出たもののうまくいかず・・・



米粉パンを作るのがこんなに難しいとはっ!
レシピを調べても、使っているホームベーカリーや米粉が違うためうまくいかないことが多いらしい・・・
米粉パンって繊細なんだね。
ついに成功!!米粉パンならこの米粉を使うべし!
失敗続きでどうしたもんかと悩んでいたところ、「これなら失敗なし!」と評判の米粉に出会いました。

とてもレビューが良く失敗している人がいなかったので、これなら成功するかもしれないと期待大で購入しました。
▲失敗知らずと大人気の九州ミズホチカラ米粉
でも、他の米粉で何度も失敗しているので少し不安を抱えつつも、一縷の望みを込めてこのミズホチカラで作ってみました。
そしたら・・・

ふわふわ米粉パンがついにできあがりました!!

ついに成功したよーーー!!
蓋を開けた瞬間「よっしゃーーっ!!」
レシピは袋の裏面通りに。

ホームベーカリーは、米粉コース・小麦なしのメニュー設定にして作りました。

米粉パンの場合、パンのてっぺんが白くカチカチになることが多いみたいです。
小麦ほど大きく膨らまないようですが、外はカリカリ、中はフワフワモチモチに焼きあがりました♪

味はさっぱりしていて食べやすいです。
米粉パンが苦手な人も多いと思いますが、自分好みにレシピを変えれば美味しく食べられると思います。
さっきの失敗作との比較↓↓

同じ米粉パンとは思えない(爆)
ちなみに、業務スーパーで買った普通の米粉が悪いわけではないので誤解しないでくださいね。
美味しい米粉パンをホームベーカリーで作るにはちょっと難しい・・・というだけです。

それにしても、今までの失敗は何だったんだと拍子抜けするくらい、簡単に美味しい米粉パンが焼けちゃいました♪
膨らまなかった失敗作の活用法
何度も失敗して、そのままではちょっと食べづらい状態の失敗作。。。
せっかく作った米粉パン・・・失敗作といっても捨てるのはもったいない!
ということで、失敗作の活用法をいくつかご紹介してみたいと思います♪
ラスク
油で揚げて砂糖をまぶすだけ。
硬めのパンを使うので食べ応えありそう♪
溶かしたバターと馴染ませてトースターで焼きあげると簡単でお手軽に作れます。
パン粉
硬すぎて食べる気になれない場合は粉々にしてパン粉にしてしまうのもアリ。
ミキサーやフードプロセッサーを使えば簡単にパン粉に変身♪
すぐに使いきれない場合は冷凍保存します。
フレンチトースト
牛乳、卵、砂糖に浸して、バターやマーガリンを引いて焼くだけで、失敗作も美味しいフレンチトーストに。
今回私は失敗作をフレンチトーストにしてみました。

なかなか液が中まで染み込みませんが、濃厚で腹持ちよく美味しかったです。
まとめ
何も考えずに始めた米粉パン作りでしたが、米粉はグルテンがない分、膨らみにくいということが分かりました。
- パン作りに適した米粉を選ぶ
- ホームベーカリーの米粉コース(早焼きコース)を選ぶ
- ぬるま湯を使う
- 軟水を使う
中でも、米粉選びがとても重要かなと思います。
業務スーパーの米粉ではうまく作れなかったので、残りは小麦粉の代わりとして料理に使おうと思います。
そして米粉パン作りには熊本製粉の「ミズホチカラ」を♪
▲グルテン・増粘剤不使用。米粉だけなのにもちもちふわふわなパンができあがり♪
スーパーなどでは見かけないのでネットでまとめ買いしました♪
このミズホチカラなら誰でも失敗なく米粉パンが作れるので、私みたいに今まで何度も失敗作を生み出している方はぜひチャレンジしてみて下さい♪
ではでは~~~
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