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さくらです。
雨の日が多くなるこの季節・・・
洗濯物が干せないのも困りますが、布団もあまり干せなくなるので、この時期は布団乾燥機に頼ることが多くなります。
でも、ここで一つ疑問が。。。
布団乾燥機で火事になる事ってあるのかな?
携帯の充電差しっぱなしですら恐怖を感じる私。←ちょっと熱いときあるから・・・
布団乾燥機を使用中に布団を触ってみるとすごく熱くなってるので、これってほんとに大丈夫なのかな?といつも心配になります。
ということで今回のお題はこちら↓↓
布団乾燥機で火事
結論としては、布団乾燥機は正しく使えば火事にはなりません。
しかし、間違った使い方、使う環境によっては火災に発展する可能性があります。
今回は、どんな場合に出火するのか、出火事例、安心して使用するための注意点などを書いていきます。
▼布団乾燥機をこれから買う方はこちらも参考にしてみて下さい
布団乾燥機で火事になる事はある?
温風を吹き出して布団の温めや乾燥をしてくれる布団乾燥機。
とても便利で人気のある家電ですが、気になるのが布団が高温になること。
布団の中は何度くらいあるんだろう?
出火しちゃうこともあるのかな?
布団乾燥機を使うと50℃以上になる
布団乾燥機は、嫌な湿気やダニから布団を守るために高温の温風を吹き出して使います。
機種やメニューにもよりますが、だいたい50~65℃に設定するものが多いようです。
ヘアドライヤーは100℃程度の温風が出るのでそれよりはだいぶ低いですが、50℃でも布団を触ってみると意外とかなり熱くなっていることに気付きます。
特に吹出口の周辺はかなり熱い!
実際に出火してしまった事例があるのか気になるよー!
出火した事例
実際に出火してしまった事例を探してみました。
それほど多くの事例は見付からなかったのですが、実際に布団乾燥機が原因で出火することはあるようです。
やっぱりあるんだ・・・!
どんな状況で火が出ちゃうんだろう!?
主な出火事例を調べてみると、普通に使用していて出火することはほとんどなく、布団乾燥機の使い方やその周りの状況が原因となって出火していることが多いと分かりました。
布団乾燥機をつけっぱなしで外出して大丈夫?
出火事例を見てみると、つけっぱなしで外出するのは危険なように感じますが、布団乾燥機の安全機能についても調べてみました。
しっかりした安全機能が備わっている
現在発売されている機種のほとんどは安全装置が働くようになっています。
メーカーや機種によって搭載されている安全装置は様々ですが、主な機能は以下の3つになります。
- 温度センサー ・・・布団内の温度を検知して温度を一定に保つ機能
- サーモスタット・・・温度が上がりすぎたときに自動で運転を停止する機能
- 温度ヒューズ ・・・故障などが原因で過電流となった機器の発熱を感知し,回路を遮断する過熱保護部品
温度センサー、サーモスタットは温度の異常を素早く検知し、その後冷却していくのでまた正常運転ができるようになります。
温度ヒューズが働くときにはすでに故障してしまった状態なので、その後正常な運転はできなくなります。
ちなみに、取扱説明書をくまなく見てみましたが、使用中に目を離してはいけないというような注意書きはありませんでした。
外出中の使用は「正しく使うこと」が条件
外出中の使用は、安全装置がしっかり備わっていることを考えると、それほど神経質に心配することはないのかなと思いますが、先程の出火事例を見てみると、布団乾燥機が問題なのではなく、その使い方や周りの状況が原因になっていることがほとんどです。
いくら布団乾燥機に優れた安全装置が付いていたとしても、使い方を誤ってしまえば何の意味もありません。
大げさに言うと、布団乾燥機の横にガソリンを置いておいても、それを感知して布団乾燥機が自動停止することはできないからね。
つまり、布団乾燥機で火事になるかどうかは、正しく使用できているかどうかが重要になるということです。
各メーカーの安全性についての説明なども調べましたが、布団乾燥機自体から出火して火事になる可能性はかなり低いと思います。
各家庭でどんな使われ方をするのかもまったく予想がつかない。誤ってふとんの上から踏むこともあるだろうし、万が一ふとんの上で発火すればさらに危険なことになる。象印にとって安全性は最も重視すべき問題なのである。
引用:象印開発秘話 ふとん乾燥機「スマートドライ」の巻
▲「スマートドライ」開発時のエピソード。安全性の確保にどれだけの企業努力があったかがこちらに書かれています
正しく使えているなら、その危険性は他の暖房器具などと同程度。
外出したり長時間目を離すことができるかについては、使い方とその環境次第ということになります。
布団乾燥機が安全性に優れていることは分かったけど、間違った使い方をしないためにはどんなことに気を付けたら良いの?
出火させないために注意すること
安全に作られている布団乾燥機ですが、充分に注意を払いながら使用しないと取り返しのつかないことになりかねません。
具体的にどんなことに気を付けたら良いのかまとめてみました。
安全装置のある機種を使う
布団乾燥機を安全に使うには、やはり安全装置のある機種を選ぶことが基本です。
タイマー機能を始め、先程も紹介したように温感センサーやサーモスタット機能、温度ヒューズ、そして掛け布団が本体全体に被さってしまったことを感知し自動停止する機能など、現在は様々な安全装置が開発されています。
▲掛け布団が本体に被さったことをお知らせし運転を自動停止する「ふとん検知センサー」搭載 象印「スマートドライ」
▲温度センサー、サーモスタット、温度ヒューズ搭載 アイリスオーヤマ「カラリエ」シリーズ
▲サーモスタット、温度ヒューズ搭載 マットタイプのパナソニック布団乾燥機
▲温度センサー、サーモスタット搭載 オシャレなブルーノ布団乾燥機
我が家で使用しているアイリスオーヤマの「カラリエ」も安全設計が施されています。
カラリエは過度の温度上昇を防ぐPTCヒーターを採用し、安全性を高めています。加えて、温度センサーなど重要部品が故障している場合電源が入らないようにする、ヒーターが設定値以上になると通電を遮断するなど何重もの安全対策を施し、お客さまに安心して使って頂ける商品に仕上げました。
アイリスプラザより引用
各ご家庭で、どのような安全性を重視するのかを考えて機種を選ぶと良いと思います。
また、現在古い機種を使っている場合は、安全装置がきちんと備わっているかどうかを確認してみましょう。
乾燥させる布団の耐熱温度を確認しておく
布団にはいくつか種類がありますよね。
その種類によっては耐熱温度が違うので、自分が使っている布団の耐熱温度や布団乾燥機使用の可否を調べておくと良いと思います。
布団乾燥機を使うなら、布団の耐熱温度は70℃以上が好ましいみたいだよ♪
また、機能性寝具を使っている場合は、高温に当てることによってその性能が失われる恐れがあります。
例えば低反発の場合は、熱で中のウレタンが変質してしまうことで、元のような使い心地が失われてしまいます。
低反発、パイプ、ビーズ素材などを使っている場合は、布団乾燥機の使用は難しいかもしれません。。。
本体に掛け布団を被せない
取扱説明書にも書かれていると思いますが、本体を掛け布団で完全に覆ってしまうことは非常に危険です。
故障の原因になり出火する恐れもあります。
掛け布団で被せるのはホースのみにし、本体を被せたり布団の中に何か別の物を入れるのも絶対にやめましょう。
本体の吸気口も塞がないように気を付けてね!
水滴が落ちるような洗濯物は乾かさない
布団乾燥機は、布団以外にも洗濯した洋服や靴を乾かしたい時にも使えます。(機種による)
そのような場合は、必ず水気をよく切ってから使うようにします。
水気が少ない方が早く乾くことはもちろんですが、水気が布団乾燥機に入ってしまうと感電やショートする恐れがあります。
洗濯物の真下に置いて乾燥させると水滴が入る恐れがあるから、少し離したところに置いて乾燥させよう!
また、布団以外でも乾かすものの耐熱温度を確認しておくと良いと思います。
衣類の素材によっては縮んでしまったり生地を傷めてしまう原因になります。
油や溶剤の染みた衣類を乾かさない
先程の出火事例にもありましたが、食用油や灯油、ベンジンやシンナーなどが付着しているものを乾かすと、自然発火や引火の恐れがあり非常に危険です。
特に一般家庭で気を付けたいのが食用油。
衣類などに染み込んでしまった油は、酸化熱により自然発火することがあります。
洗濯後でも絶対に布団乾燥機で乾燥させてはいけませんよー!
うっかり染みこませてしまった衣類を乾かすことのないように充分注意しましょう。
小さい子供、ペット、危険物の近くで使用しない
小さな子供やペットのいる部屋で使用するのももちろん危険です。
好奇心旺盛な小さな子供なら、布団乾燥機を見付ければ一目散に近付くでしょう。。。
特に歩き始めたばかりの子は色んなものに手を出そうとするから危険だよね
また、布団乾燥機のそばにスプレー缶など引火性のある危険物も絶対に置かないようにしましょう。
取扱説明書にも絶対に記載していることですが、「大丈夫だろう」という油断が火災を招きます。
布団乾燥機の周りに危険なものがないかよく確認してから使うようにしましょう。
まとめ
ということで、今回は布団乾燥機で火事になる事があるのか?について調べてみました。
ちなみに、火事が怖いからといって掛け布団をかけないで使用すると乾燥できませんのでご注意を。。。
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