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さくらです。
中学生の男の子がいる我が家。
1年生ですが身長がすでに170センチあり、ずいぶんと大きく成長したものだなぁと我が子を見上げながら感慨にふけることもしばしば。。。
家族の体を作るのは主婦である私の仕事(あくまでも持論)と思って、食事作りは栄養面などをかなり考えながらしているつもりですが、少し心配というか「これで良いのか?」と不安に思っていることがあるんです。
「子供が朝食を食べないことがある」ということ。
お腹空いてない!1分でも多く寝たい!など理由は様々ですが、こんな大きな体で朝食を食べないなんて、成長期の子供にとってはやはり良くないことだよなぁと。。。
朝食を抜いたら、何か良くない影響が出るんじゃないの!?
大切な成長期の子供が朝食を食べない・・・これってやはり母としては心配ですよね。
ということで今回のお題はこちら↓↓
子供の朝食
ちなみに、息子は朝食を食べたとしてもパン一つとかおにぎり一個なので、ここも不安要素の一つ。。。
私と同じように、子供の朝食について不安をお持ちの方はぜひご覧になってください。
朝食を抜くことによる影響や、どんな朝食がベストなのかバッチリ調べ上げました♪
朝食を食べない子供ってどのくらいいる?
一日を元気にスタートさせるためにも大切な朝食。
そもそも、朝食を食べない子供ってどのくらいいるんだろう?
独立行政法人日本スポーツ振興センターによる児童生徒を対象とした食生活実態調査ではこのような報告があるそうです。
朝食を「必ず毎日食べる」と答えた児童生徒は、小学校全体で 90.5%、中学校全体で86.6%であった。「ほとんど食べない」は、小学校全体で 1.5%、中学校全体で 2.8%であった。
日本スポーツ振興センター 平成22年度 児童生徒の食生活実態調査【食生活実態調査編】
ほとんどの子供は毎日朝食を食べていて、食べない子供はごくわずかであることが分かりましたが、「週に2.3日食べないことがある」と答えた子供もおよそ7~10%いるようです。
我が息子もこの10%に入ってる!
毎日食べないわけじゃないけど食べない日もある・・・という感じ。
この調査は小学生と中学生を対象に行われたものですが、小学生より中学生の方が朝食を食べない日が増えている傾向にあるのが分かりますね。
もしかしたら、高校生はもっと食べていない子が増えているのかも。。。
朝食を食べないことによる影響は意外と大きい
子供が朝食を食べてくれなかったり、少ししか食べてくれなくて困っているのは私だけではないはず。
朝食を食べない日は体にどんな影響が出てしまうんだろう?
自分では気付かなくても、朝食を食べないことであらゆる影響が出ることは厚生労働省も警鐘を鳴らしています。
学力低下
朝食を食べないとエネルギー源であるブドウ糖が摂取できず、脳の働きが悪くなります。
そのため、頭がぼんやりしたり集中力や記憶力に欠け、午前中の授業に支障が出てしまいます。
朝食を食べない日が増えれば、学力の低下につながる可能性も否定できません。
体力低下
朝食を抜きブドウ糖が不足すると、肝臓で蓄えられたグリコーゲンが消費されます。
そのグリコーゲンも不足してしまうと、今度は筋肉が消費されるようになります。
筋肉が減ってしまうと当然体力の低下を引き起こし、運動能力の低下を招くことになります。
自律神経の乱れ
自律神経とは、内臓の働きや体温調節など、自分の意思とは関係なく24時間働き続ける神経の事。
この自律神経が乱れると体や精神などに様々な不具合が出始めます。
自律神経が乱れる原因はいろいろありますが、朝食を食べないと体内リズムが狂い、自律神経の乱れに繋がることがあります。
主食だけでは足らない!朝食に摂りたい栄養素
朝食を食べることがとても大切だということが分かりましたが、ただ何かを口にすれば良いということではありません。
パンしか食べない息子は完全アウト~~~
エネルギー源になるブドウ糖は必須
一日を元気にスタートさせるには主食に含まれるブドウ糖が必須です。
しかし、ブドウ糖は長時間体内に貯蔵しておくことができずすぐに不足してしまうので、朝食でしっかり補充しておくことが大切です。
ブドウ糖は米やパンなどの主食に含まれていますが、中でもお米がオススメされているんです!
お米はパンなどに比べてゆっくり時間をかけて消化吸収されていくので、長時間ブドウ糖の供給が可能になります。
なので、主食を食べるならお米がオススメされているんです。
また、時間がなく手軽にブドウ糖を摂りたい時はバナナがおすすめです。
バナナに含まれるブドウ糖や糖が即時にエネルギーとして使われ、脳が働くために必要なビタミンやミネラルも同時に摂取することができます。
子供はバランスよく栄養を摂ることが大切
朝食に必要なのはブドウ糖だけではありません。
脳を働かせるには、肉や大豆に含まれるコリン、卵やおかかに含まれるリジンなどが必要になります。
ブドウ糖だけ摂っても脳はちゃんと覚醒できてないんだね~。
やっぱりパンだけの朝食ではアウトってことかぁ。
また、脳や体が大きく成長する育ち盛りの子供には、3食バランスの取れた食事が大事になります。
炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを意識してメニューを作るとバランスが良くなります。
子供が朝食を食べない理由ベスト5
そもそも、子供がどうして朝食を食べないのか?
朝食を食べない理由ベスト5を調べてみました。
※平成22年度 児童生徒の食生活実態調査【食生活実態調査編】 による結果
一番多かった理由は「時間がない」でした。
でも、どの理由も改善の余地はありそうだよ!
子供に朝食を食べてもらうコツ
子供にきちんと朝食を食べさせるには、単純に「朝食を食べない理由」を改善していけば良いということですよね!
なので、それぞれの解決法を考えてみました。
①朝食の時間をしっかり確保する
時間がないなら時間を作る!
早く起きて食べる時間を確保するのが一番良い方法です。
でも朝が苦手・・・という場合は、簡単にパパっと食べられる食事を用意してあげるのも有効ですよね。
■時間がないときのおすすめメニュー■
- 具だくさんおにぎり
- 野菜たっぷりサンドイッチ
- 卵かけご飯
- お肉や野菜たっぷりの味噌汁やスープ
- サラサラっと食べられる雑炊
- グラノーラとヨーグルト
②朝お腹が空いた状態で起床する
朝から食欲がない理由として、「前日の夕飯に食べ過ぎた」「夜食を食べた」などが考えられます。
それらを回避するために、食事量の調整や夜食の禁止、就寝時間を早めるなどの努力が必要です。
③豪華じゃなくても良いので朝食を用意する
正直、朝から手の込んだ食事を用意するのは至難の業。。。
前日に用意しておけばパッと出せるけど、「しまった・・・今日の朝ごはんないわ(泣)」という日も当然あるはず!
そんな時はレトルトなどの保存食に頼っちゃいましょう♪
何も食べないより全然マシです!
ていうか、最近のレトルトは栄養満点で使わない手はないんです!
私なんて昼食や夕食にもフル活用♪
冷凍食品も便利だよね~。
④朝食を食べる習慣をつける
「いつも食べない」→「いつも食べる」にシフトチェンジ!!
「いつも食べない」というのは、何となくそういう習慣が身に付いてしまっているということ。
毎朝少しでも食べることを続けていけば、今度は「いつも食べる」が習慣になります。
少しずつ、子供の好きなものから始めると良いかもね♪
⑤太りたくないからこそ朝食を食べる
カロリーを気にして朝食を抜く子が多くなっているようですが、朝食を抜くとお腹が空いた反動で昼食を食べ過ぎてしまったり、血糖値が急上昇して逆に太りやすくなってしまうことも・・・。
何より、成長期の子供は食事を抜くほどのダイエットは必要ありません。
でも、中学生くらいになると体型が気になるお年頃。。。
太りたくないという気持ちは無視できないよね~
どうしても体重が気になる場合は、野菜たっぷりのメニューや、カロリーを控えたメニューを出してあげましょう。
- 洋食より和食を選ぶ
- 腹持ちの良い食材を選ぶ
- 野菜中心のメニューにする
- 果物を食べる
- 温かい飲み物を添える
まとめ
今回は、子供が朝食を食べない(たまにしか食べない)ことで起こる影響や、朝食を食べてもらうコツなどについてご紹介しました。
今までパンしかかじっていなかった息子の朝食を見直してみました。
そして、朝食を食べない日をなくし、意外にもすんなり「食べる習慣」が身に付いています。
その理由はもっともっと背を伸ばしたいから。
朝からしっかり栄養のあるご飯を食べないと成長がストップするよと話したら、高身長が自慢の息子は毎日食べるようになりました。
息子が単純で良かったわぁーー笑
どうしても食べてくれない場合は、「朝食を食べないデメリット」を話し合うと解決するかもしれませんね♪
ではでは~~~
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