ご訪問ありがとうございます。
さくらです。
軽くグルテンフリーを行っている私。
ホームベーカリーがあるし、米粉さえあれば簡単にフワフワ米粉パンが作れそう♪
そんな軽い気持ちで米粉パンを作ってみたら・・・
思い描いたものとは程遠い、カッチカチの塊ができあがりました。。。
えーっ!なんで!?
なんでこうなった!?
若干パニクりましたが・・・
フワフワの米粉パンがどうしても作りたくて、失敗した原因や正しい米粉パンの作り方についてきちんと調べてみることにしました。
ということで今回のお題はこちら↓↓
ふわふわ米粉パンを作る方法
何も調べずにいきなり作ってしまった私。
でも、同じような失敗をした方も意外と多いのではないでしょうか?
大丈夫!
その後、無事に米粉パン作りに成功した私が作り方のコツをご紹介していきます!
ホームベーカリーを使って上手に米粉パンが作れない
何度作っても米粉パンが膨らまない
おすすめの米粉が知りたい
そんな方はぜひ参考にしてみて下さい♪
必ず美味しい米粉パンが作れます!
失敗知らずの最強米粉もご紹介しますよ~♪
ホームベーカリーで初めて作った米粉パンはカチカチだった
初めての米粉パン作り。
いつも強力粉を使って食パンを作っていましたが、今回は米粉パンということでお安く売っていた業務スーパーの米粉を使って焼いてみることにしました。
カチカチ米粉パンが作られる工程をご覧ください
いつも通りのレシピで作ってみた
私は何の疑いもなく、食パンを作る時のレシピで作ってみました。
ホームベーカリーの設定もいつも通りのドライイーストコース、メニューは食パン、焼き色は薄めで設定しました。
米粉パンのレシピを調べるのが面倒だったし、ホームベーカリーに任せればできあがると思ってた。。。
できたのはカチカチ米粉パンだった
いつものレシピといつものコースでできあがったのが、冒頭でも出てきたこちらのカチカチ米粉パン。
全然膨らまず、形もイビツで大きさはいつもの半分以下。
ふかふか米粉パンとは程遠いものができあがりました。。。
ホームベーカリーの蓋を開けた瞬間の衝撃といったらもう。。。
切ってみるとチーズのように硬く、少し食べてみるとポソポソとした食感でとてもじゃないけどこのままでは食べられない状態でした。
しばらく呆然としながらも、頭の中で必死に原因を考えました。
米粉パンが膨らまなかった原因
米粉パン作りに何故失敗したのか?
同じ失敗を繰り返さないためにも、その原因を徹底的に調べてみました。
そして、「米粉パンは膨らみにくい性質を持っている」ということに気が付きました。
米粉はグルテンを含まないので膨らみにくい
米粉パンが膨らまない理由はグルテンにあります。
今回使用した米粉にはグルテンが入っていません。
商品によってはグルテン入りの米粉もありますが、一般的にはグルテンが含まれていない米粉が多いです。
パンの弾力というのは、イーストから出される炭酸ガスをグルテンが包み込むことによって生み出されるのですが、米粉にはグルテンがないので包み込めずに炭酸ガスが外に出ていってしまいます。
すると、炭酸ガスが抜けてしまうことでパンがふっくらと膨らまず、結果として私が作ってしまったような重くずっしりとした米粉パンができあがってしまうんです。
なので、グルテンのない米粉を使ってパンを作る時は、いつも通りのレシピや工程でやってもうまく作ることができません。
米粉が「膨らみにくい」という性質を持つことに気付かないと、何回作っても失敗に終わることになります。。。
ホームベーカリーの米粉コースを選ばなかった
さらに、私はもう一つ大きな失敗をしていました。
それは、ホームベーカリーの「米粉コース」を選ばなかったことです。
思い切り書いてあるのに全然気付かず、何の迷いもなくいつものドライイーストコースを選んでいました。
でも、米粉コースとドライイーストコースって何が違うの!?
強力粉を使う場合、生地をこねることでグルテンが炭酸ガスを包んで膨らむので、「こね→ねかし→こね」のように、こねの工程が多いドライイーストコースを選びます。
しかし、グルテンを含まない米粉の場合はこねることで炭酸ガスを逃がしてしまうので、こねる工程や発酵の時間が少なく設定されている米粉コースを選ぶようにします。
米粉コースがないホームベーカリーの場合は早焼きコースを選べばOK♪
ホームベーカリーを使った正しい米粉パンの作り方
ホームベーカリーでふっくら米粉パンを作るポイント
手作りするのが難しいとされる米粉パン。
ふっくらとした美味しい米粉パンを作るためのポイントをまとめてみました。
パン用の米粉を選ぶ
色々な米粉が販売されていますが、パン作りに使う米粉はトレハロースや増粘剤が含まれているパン用の米粉を使うようにします。
ホームベーカリーの米粉コースで作る
先程も話しましたが、ホームベーカリーの設定は必ず米粉コースを選択するようにします。
米粉コースを選ぶと小麦あり・なしが選べるので、米粉で作る時は小麦なしを選びます。
※機種により異なります
米粉コースがない場合は早焼きコースを選べばOKなので、普通のホームベーカリーで大丈夫です。
ぬるま湯を使う
材料が冷たいと酵母が活動しにくくなるため、冷水ではなくぬるま湯を使います。
また、米粉コースで作る場合は発酵時間が短いため、最初から温かくしておくのが好ましいです。
ぬるま湯はおよそ40℃が適温。
60℃以上にしてしまうと酵母菌が死んでしまいガスが減ってしまうので注意が必要です。
軟水を使う
ミネラルが多く含まれる硬水は、酵母の働きを弱めてしまう作用があります。
米粉パン作りに使う水は、ミネラルウォーターなどの硬水は避けて、軟水である水道水などで作る方が好ましいです。
再度チャレンジ!が、成功に至らず・・・
その後、このポイントを頭に入れながら再度チャレンジしてみました。
しかし、若干膨らみが出たもののまさかの失敗・・・
米粉パン作りのポイントを抑えたことで、確実に良くはなったんだけど・・・
4回チャレンジしましたが一向に成功しないので、もしや他の米粉に変えたら作れるのでは?と思い、米粉をチェンジして作ってみることにしました。
ついに成功!!米粉パン作りには「ミズホチカラ」が必要だった!
米粉について調査してみると、「これなら絶対失敗なし!」と評判の米粉に出会いました。
失敗知らずと人気の熊本製粉九州ミズホチカラ米粉です。
とてもレビューが良く失敗している人がいなかったので、これなら成功するかもしれないと期待大で購入し再度作ってみました。
そしたら・・・
ふわふわ米粉パンがついにできあがりました!!
ついに成功したよーーー!!
やっとパンと呼べるものができあがりました泣
レシピはミズホチカラの袋の裏面通りに。
ホームベーカリーは、米粉コース・小麦なしのメニュー設定にして作りました。
米粉パンを作ったとき、パンのてっぺんが白くカチカチになることが多いみたいです。
これはミイラ化と呼ばれる現象。
焼き色を付けるには表面に油を塗ると良いみたいだけど、ホームベーカリーだとちょっと難しいね。。。
強力粉で作った時ほど大きく膨らまないようですが、外はカリカリ、中はフワフワモチモチに焼きあがりました♪
味はさっぱりしていて食べやすいです。
一回目の失敗作と比較↓↓
同じ米粉パンとは思えない!
ちなみに、失敗した時に使った業務スーパーの米粉が悪いわけではないので誤解しないでくださいね。
それほど米粉パン作りというのは難しいということです。。。
それにしても、今までの失敗は何だったんだと拍子抜けするくらい、簡単に美味しい米粉パンが焼けちゃいました♪
膨らまなかった失敗作の活用法
何度も失敗して、そのままではちょっと食べづらい状態の失敗作。。。
失敗作といっても捨てるのはもったいない!
ということで、私の失敗作の活用法をいくつかご紹介してみたいと思います♪
ラスク
油で揚げて砂糖をまぶすだけ。
硬めのパンを使うので食べ応えあります♪
溶かしたバターと馴染ませてトースターで焼きあげると簡単でお手軽に作れます。
パン粉
硬すぎて食べる気になれない場合は粉々にしてパン粉にしてしまいます。
ミキサーやフードプロセッサーを使えば簡単にパン粉ができあがり♪
すぐに使いきれない場合は冷凍保存もできます。
フレンチトースト
牛乳、卵、砂糖に浸して、バターやマーガリンを引いて焼くだけで、失敗作も美味しいフレンチトーストに。
4回目の失敗作をフレンチトーストにしてみました。
なかなか液が中まで染み込みませんが、濃厚で腹持ちよく美味しかったです。
まとめ
何も考えずに始めた米粉パン作りでしたが、米粉はグルテンがない分膨らみにくいという性質を持つこと、失敗が続く場合は「ミズホチカラ」を使うと成功するということが分かりました。
中でも、米粉選びがとても重要!
残念ながら業務スーパーの米粉ではうまく作れなかったので、残りは小麦粉の代わりとして料理に使おうと思います。
そして米粉パン作りには熊本製粉の「ミズホチカラ」を!
▲グルテン・増粘剤不使用。米粉だけなのにもちもちふわふわなパンができあがり♪
スーパーなどでは見かけないのでネットでまとめ買いしました♪
このミズホチカラなら誰でも失敗なく米粉パンが作れるので、私みたいに今まで何度も失敗作を生み出している方は、ぜひミズホチカラでチャレンジしてみて下さい♪
ではでは~~~
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