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さくらです。
先日、近くで工事をするのでご挨拶に・・・とわざわざ来てくれた作業服の若いお兄さんに「奥さん・・・このコーキング、ヤバいっすね!隙間できちゃってますよ!」と我が家の外壁を指さしながら唐突に言われました。
意味が分からない私は「へ?」って返事することしかできませんでしたが、ヤバいと言われたらやはり気になるもの。。。
家が建ってからちょうど10年。
そろそろボロが出てくるころだと思ってたけど・・・
外壁の隙間ってそんなにヤバいの!?
家のメンテナンスは欠かせないものですが、ずっと放置状態だった我が家。
お兄さんに言われて本当に外壁がヤバいことになっているのか気になったので、我が家の外壁素材であるサイディングの隙間やメンテナンスについて色々調べてみることにしました。
ってことで今回のお題はこちら↓↓
サイディングの継ぎ目の隙間
家を建てて10年以上経つ方、全然メンテナンスしてなかった・・・という方はぜひご覧になってください。
そして、この記事を読んだら外壁、特にコーキングのチェックをされることをオススメします。
もし気になる箇所を見付けても、その原因や対処法がばっちり分かります!
※お兄さんとの後日談は最後に!
サイディングの横方向の継ぎ目に隙間が!放っておいて大丈夫?
サイディングというのは板状のパネルになっていて、これを外壁に貼り付けていくのですが、貼り合わせ部分には継ぎ目ができ、ここが横方向と縦方向に隙間となって現れてくることが度々あります。
まずは、横方向に伸びていく隙間について!
横方向に隙間ができる理由
これは我が家のサイディングですが、横方向に隙間ができているのを発見しました。
なぜこのような隙間ができるのか?
継ぎ目なので最初から多少の隙間があるのは仕方ないですが、この隙間が目立つようになるのは大きな原因として経年劣化が挙げられます。
家は人が住むことで重みが加わったり、乾燥や収縮を繰り返すことでだんだんズレが生じるようになります。
そのズレがサイディングの継ぎ目に現れ隙間が目立つようになってしまうんです。
家は生きてるっていうもんね・・・
でもズレて隙間ができちゃうなんて心配なんだけどっ!
すぐに修理が必要!?
経年劣化であるこの隙間は、どの家にも現れるものです。
修復が必要なのか調べてみると意外な答えが・・・!
修復の必要なし!塞がない方が良いことも
サイディングの横方向に伸びる隙間は修復の必要がありません。
サイディングは貼り付ける際、内側で少し重なるように貼り付けられています。
そのため、雨に打たれても水が中に入り込むことはなく雨漏りの心配はありません。
サイディングの内側には防水シートも入っているよ♪
危険性がないので、横方向の隙間を埋める必要はないと言えます。
逆にこの隙間を埋めてしまうと、サイディングと内壁のスペースで通気ができなくなり、湿気がこもって木材を傷める原因になってしまうので塞がない方が良いという考えもあります。
もし塞いだとしても、壁がコーキングできるような構造になっていないため白化し粉々になってしまう可能性があります。
気になる隙間ではありますが、サイディングの耐久性にも問題ないとされているので横方向の隙間を修復する必要はありません。
サイディングの縦方向のコーキングに隙間が!これは問題あり!?
では縦方向の継ぎ目、つまりコーキング部分の隙間はどうでしょう?
先日、工事のお兄ちゃんに指摘されたのはこの縦方向のコーキング部分でした。
私が見た感じは何でもないように見えますが・・・?
縦方向に隙間ができる理由
サイディングを貼る際に目地に充填されるのがコーキングです。
継ぎ目の隙間を埋めるだけでなく、建物に収縮が起こりズレが生じても、弾力性のあるコーキングがズレを吸収し微調整をする働きを持っています。
しかし、日光、気温の変化、雨や風などによってコーキング自体が劣化してくると、弾力性が失われひび割れなどが起こるようになります。
また、だんだんとコーキングが痩せた状態になり、剥がれたり外壁との間に隙間が生じるようになります。
これが、サイディングの縦方向に隙間ができる理由です。
コーキングが破断していたら早めの修復が必要!
横方向の隙間の場合は、サイディングが重なるように貼り付けてあるため雨漏りなどの危険性はないと説明しました。
しかし、縦方向にはサイディングの重なりがありません。
水が入ってしまうとカビが発生し木材が腐食してしまうので、水の浸入を防ぐ為に隙間を塞ぐ必要があります。
放置してしまうと、場合によってはサイディングの貼り替えなど大規模な修理となってしまうため、早めの対応が必要となってきます。
コーキングの劣化によって一番多く見られる症状としては、コーキングの真ん中から切れてくる破断の状態です。
これが進むと中の下地部分が丸見え状態となり、早急な対応が必要となってきます。
継ぎ目をDIYで修復すると危険を伴う
ホームセンターに行くと様々なコーキング剤が売られているし、隙間を塞ぐだけなら自分でできるのでは?と思いますよね。
できれば安く済ませたいし、ちょっとの隙間くらいなら自分でもできそう♪
DIYが得意な方も多いと思いますが・・・やはり素人がやるのは危険だと思われます。
たとえ小さな隙間だったとしても、すでに中に水が入っていて防水シートにまで達している場合、素人では施工が難しくなります。
また中の状態の判断も素人では難しく、ただ隙間を埋めれば良いというものではありません。
完璧にできたと思っても、不良があれば後で取り返しのつかない状態になったり大規模な修復が必要になる可能性もあります。
コーキングの劣化を見付けた時は、自分で判断せずに必ずプロに見てもらうようにしましょう。
サイディングの寿命と長持ちさせるコツ
外壁の貼り替えや塗り替えなど、大規模な修理が必要になると金額も大きく膨らんでしまいます。
サイディングの寿命や少しでも長持ちさせるためのコツなどをご紹介していきます。
サイディングの寿命とそのサイン
サイディングにも色んな素材のものがありますが、どれも比較的耐久性が高いとされています。
サイディンボード自体の寿命はおよそ40年程ですが、10~15年に1度は塗り替えチェックをすると良いと言われています。
カビや藻が生えていたり、色褪せ、白い粉が付くなどの症状が現れた時は塗り替えを考える時期かもしれません。
また、コーキングの寿命はもっと早くおよそ7~10年程だと言われています。
ひび割れなどを見付けた場合は早めに補修することが大事です。
長持ちさせるために必要なこと
サイディングは、種類にもよりますが防汚性、遮熱性、防水性など優れた性能を持っています。
そして、その性能を最大限に生かすためには外壁をキレイにしておくことが大切になります。
塗装が汚れていると性能が発揮できないので、定期的に外壁のお手入れをすることが大事です。
そして、どんな外壁材にも言えることですが、少しでも長持ちさせるためにはメンテナンスが欠かせません。
特に劣化しやすいコーキングは寿命を待たず定期的に点検していくことが必要です。
ひび割れや隙間などを早く発見できれば、大きな修復工事に至ることはありません。
定期的に外壁の掃除をしながら、どこか傷んでるところがないチェックしていくと良いと思います。
まとめ
サイディングの継ぎ目は経年劣化によって隙間ができますが、修復が必要かどうかは隙間の方向によって違います。
そして修復が必要な場合は、自分でやるよりもプロの方に依頼して修復した方が安心です。
まずはホームメーカーさんに相談してみよう♪
さてさて、冒頭でお話しした、お兄さんに指摘された我が家の外壁ですが。。。
ハウスメーカーさんに来ていただいて見てもらったところ、外壁に何の問題もなく「まぁ・・・よくある営業ですね(笑)」ってことで終了~。
そーいや、最後に見積もりがどうのこうの言ってたし、近所で工事なんてやってなかったな・・・
後日、「見積もりを~♪」とまた兄ちゃんが来ましたがお引き取り願いました。
皆さんも外壁の劣化と言葉巧みな(?)営業さんには気を付けましょうね。
ではでは~~~
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