ご訪問ありがとうございます。
さくらです。
我が家は築11年目の建売住宅。
11年というと建物や設備に色々と不具合が出始めるころですよね。
幸い、今のところ修理が必要になるようなところはないのですが、確実に劣化は進んでいると思うので、あちこち点検するように心掛けています。
中でも最近気になるのがガスコンロ。
ガスコンロって、壊れなかったら10年でも20年でも使ってて大丈夫なのかな?
火を扱うものなので、いつまでも古いコンロを使ってて良いものなのかふと不安になってしまいました。
実家のガスコンロはとっくに10年以上は使ってるようだし、何かあってからでは遅いので、一度きちんとガスコンロの寿命や買い替えの目安について調べてみることにしました。
ということで、今回のお題はこちら↓↓
古いガスコンロを使い続ける危険性
ガスコンロは高い買い物なので、故障しない限り何年でも使っていきたくなりますが、調査した結果それはちょっと危険な考えだということが分かりました。
結論としては「ガスコンロを20年も使うのは危険!」ということです。
場合によっては10年でも使い続けることはおすすめできません。
もしかしてうちのコンロはもうアウト!?
実家のコンロも心配になってきたよーー
では、ガスコンロはいったい何年使えるのか、どんなガスコンロは買い替えが必要なのか、買い替えのサインはあるのか、など詳しくご紹介していきます!
古いガスコンロを何となく使い続けている方はぜひご覧ください。
買い替えが必要なのかどうかバッチリ分かります!
ガスコンロの寿命はどのくらい?
各メーカーでは、ガスコンロの寿命はおよそ8年~10年程度と提示しています。
思ったより早いかも
こまめに手入れをしていれば当然もっと寿命を延ばすことは可能になりますし、耐久性に関してはビルトインコンロの方がもう少し長めだと言われています。
しかし、寿命が10年までとされているのは単に耐久性の問題ではなく、メーカーでの部品の保有期間が問題となるからなんです。
ガスコンロの補修用性能部品の保有期間は、所有製品の製造打ち切り後5年間です。補修用性能部品とは、販売製品が故障した際に修理ができるようにするため、製品の機能や性能を維持するのに必要な部品です。ただし、保有期間経過後であっても補修用性能部品がある場合は有償修理いたします。
NORITZ -【製品の寿命】点検・取り替えの目安について
使っているコンロが製造打ち切りになってから5年間は、修理に必要な部品はメーカーで保有されることになっていますが、5年を過ぎると保有義務がなくなるため、修理をしたくても部品の欠品により修理ができなくなる可能性があるんです。
発売されてから製造打ち切りになるまで数年だと考えると、部品が保有されなくなるまではおよそ10年程度の期間があるということになります。
このことからも、ガスコンロを使用できる期間はおよそ10年前後が推奨されているんです。
しかし最初にも話した通り、ガスコンロ自体が故障しなければ当然もっと長く使うことができますし、手入れやメンテナンスをしていれば15年程は使うことができるといわれています。
ガスコンロを買い替えるサイン
きちんと手入れをしていれば長く使えるガスコンロ。
じゃあ、どんな変化があったら買い替えのタイミングなの?
修理で済む場合もありますが、メーカーに部品がなかったり、耐久年数を超えるほど長期間使用して以下のような症状が見られる場合は買い替えをおすすめします。
異臭・異音がする
ガスコンロを使用していないのに異臭がする場合は、ゴム管やバーナー部が経年劣化によって腐食や破裂を起こしている可能性があります。
また、異音がする場合も経年劣化によって部品が故障していたり、バーナー部の目詰まりなどの可能性があるので、まずは修理や点検が必要になります。
修理に必要な部品がない場合は買い替えることになります。
火が点火しにくい・火が消える
火が点きにくかったり度々消えてしまうようなときは、まず火の吹き出し口周りの掃除をしたり、電池切れになっていないかを確認します。
それでも同じ症状が現れる場合は、内部で何かしらのエラーが起こっている可能性があり、そろそろ寿命がきていることが考えられます。
修理不可能、または交換に必要な部品がメーカーにない場合は買い替えが必要です。
火の吹き出し口の汚れがひどい
火の吹き出し口周りに汚れがこびり付いていたりすると、バナーキャップを正確にはめることができなくなったり、点火時に大きな音が出たり火が点かなかったりする場合があり危険です。
汚れのこびり付きが取れない程古くなった機種は、安全のためにも買い替えるのがおすすめです。
炎の色が安定しない
通常、炎の色は青色ですが、オレンジや黄色になっている場合は、バナーキャップの目詰まりや劣化が原因となっていることがあります。
それにより点火不良や不完全燃焼が起きている可能性があるので放っておくと危険です。
バナーキャップを掃除しても解消できなかったり、バナーキャップの変形などが見られる場合は部品交換や買い替えが必要です。
安全機能の不備
現在販売されているガスコンロにはSiセンサーが全ての口に搭載されていますが、2008年以前に販売されたガスコンロは1口にのみセンサーが搭載されているものが主流となっていました。
Siセンサーって何?
Siセンサーとは、炎の立消えが発生した時や、鍋底が高温になりすぎた時に自動で火を止めるなどの便利な安全機能のことです。
現在販売されているガスコンロは安全基準の見直しにより全ての口にSiセンサーが搭載されていますが、2008年以前の機種をお使いの場合は安全面を考えて買い替えることをおすすめします。
ガスコンロを20年も使い続けることは危険である
きちんと毎日手入れをして定期的に点検を受けていれば、何の不具合もなく10年、15年、更には20年も使用することが可能になるかもしれません。
でもさ、使えるからといって古い機種をずっと使い続けるのはどうなんだろう?
火を扱うだけにちょっと怖いよね。。。
ガスコンロというのは消耗品です。
あまり使わないから、綺麗にしているから劣化しないなんてことはありません。
毎日のように使っていれば尚更、故障していなくても劣化は確実に進んでいます。
「壊れてないからまだ大丈夫だろう」などと思いながら古い機種を使い続けるのは危険です。
特に、安全機能が装備されていない機種は怖いよね!
火災の出火原因としてガスコンロは毎年上位に挙げられています。
ガスコンロ火災の原因のほとんどは「火の消し忘れ」「過熱」となっていますが、これらは安全機能が備わっているガスコンロであれば防げた火災になるはずです。
このことからも、特に2008年以前に製造された機種を使っている場合は、早めに買い替えすることを強くおすすめします。
最新のガスコンロはここまで進化している
長く愛用しているガスコンロを、故障もしていないのに手放すのは抵抗があるかもしれませんが、やはり劣化しているコンロを使い続けるのは危険が伴います。
そして、安全性や利便性が最新のガスコンロとどの程度違うのか認識しておくことも必要になります。
最新のガスコンロがどこまで進化しているのか見ていこう♪
種類豊富な天板素材
ガスコンロの天板素材には以下の6種類があります。
- ガラストップ
- ガラスコート
- ホーロー
- フッ素コート
- アルミ
- ステンレス
現在人気があるのはガラストップ。
鏡面のようなデザイン性があり高級感があります。
汚れがこびり付きにくくお手入れも簡単です。
お値段重視ならホーローやフッ素コートがおすすめです。
しかし、ガラストップに比べると耐久性に少し欠ける欠点も。
選ぶポイントは「何を重視するか」だね!
調理をサポートする様々な便利機能が搭載!
最近のガスコンロはただ点火するだけではなく、美味しく調理するためのサポート機能が色々と備わっています。
例えば、自動で火力を調節してくれる自動温度調節機能は、火加減の難しい揚げ物や煮込み料理などには大変便利な機能です。
▲2つのコンロで同時に温度調節機能が使える「W温度おまかせ」搭載
▲豊富なカラバリ!自動調理機能やタイマー機能で火加減はコンロにおまかせ♪
また、ご飯をガス火で炊きたい方にオススメなのが自動炊飯機能。
通常は火力調節が難しい炊飯ですが、自動炊飯機能があればすべての工程を自動で行ってくれます。
火も自動で止まるので、炊きあがるのをただ待つだけで美味しいご飯が食べられます。
▲自動炊飯機能はもちろん、湯沸かし機能、煮込み・煮物機能など嬉しい機能がいっぱい!
▲炊飯完了後自動消火し電子音でお知らせ。本格的なガス炊飯のおいしさが楽しめる!
火災の原因NO.1である火の消し忘れを防いでくれるのがタイマー機能。
複数の料理を同時進行で行っているとついつい片方を焦がしてしまったり、何かに気を取られて火の点いた鍋を忘れてしまうなんてことがあるかもしれないですよね。
しかしタイマー機能が付いていれば、時間が来れば自動で火を止めてくれるので大変便利です。
▲コンロ使用中約30分ごとに使用中を音でお知らせしてくれるおしらせコンロ機能搭載
最近のコンロって料理が苦手でも安全に美味しいご飯が作れそうだよね~~♪
グリルでオーブン料理も自動でできる
もはや、ガスコンロのグリルは魚を焼くためだけのものではありません。
肉や野菜などの食材に応じて自動で火力調節しなら、美味しいオーブン料理を完成させることまでできてしまうんです。
専用プレートを使えば本格的なオーブン料理も可能に!
▲付属のココットプレートでグリル料理が楽しめる!独自のスリットから直火が直接届いて美味しさを引き出します
また、魚もただ焼くだけではなく、種類や状態によって焼き加減を調節してくれる機能もあります。
▲魚の形状・焼き加減を設定すると自動で魚を焼き上げる!
バーナー周りの掃除が簡単に!
ガスコンロのお手入れで面倒なのが五徳やバーナー周り。
しかし、現在は掃除がしやすい形状になっているタイプのものが多くなっています。
バーナーの周りにあった「汁受け」がなくなり、吹きこぼれもさっと拭き取れるフラットな形状のものが多くなり、五徳は取り外しがしやすく、汚れやすい部分が少ないコンパクトな形状のものが多くなっています。
▲汚れが付きにくいガラストッププレート。グリルはココットプレート付きで水なしグリルなのでお手入れ簡単!
▲バーナーリングをトッププレートと一体化。五徳を外してサッと拭くだけでお手入れ終了♪
まとめ
ということで今回は、古いガスコンロを使い続ける危険性や買い替えのタイミングなどについてご紹介しました。
我が家のガスコンロは2010年製なのでちょうど寿命を迎えたところでしょうか。。。
まだまだ使えそうな気もしますが、少しでも異変を感じたら点検に出し、場合によっては買い替えも検討していこうと思っています。
特に故障とかないけど、最近のガスコンロの進化っぷりを見たら買い替えたくなっちゃったなぁ~♪
料理が苦手だったり、もっとガスコンロを活用したいと思うのであれば、今回ご紹介したような多機能の最新ガスコンロに買い替えてみるのも良いと思います。
ちなみに、ビルトインガスコンロの設置は資格を持った専門業者しか行えませんのでご注意を・・・!
ではでは~~~
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