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さくらです。
我が家にはいくつか観葉植物があります。
素人ながらも枯らさないように大切に育てている植物たちですが、避けて通れないのが虫との闘いです。
今まで何度も虫たちに出くわし、時には葉っぱを黄色くされてしまうこともありました。
それなりに対策はしてきたつもりですが、努力も虚しく奴らは何度も何度も大切な植物達に襲い掛かってきます。
でもさ、観葉植物は家の中にあるのに、どうして虫がわいてくるの?
まさか・・・掃除サボってるから!?
虫が来ないように気を付けているつもりでも、何故かまた植物に付いてる虫。
いったいこの虫たちはどこからやってくるのか不思議に思いますよね。
ということで、今回のお題はこちら↓↓
観葉植物にわく虫はどこから来るのか
しつこくどこからともなく現れる虫。
被害に遭わないためにも虫の出所を調べてみると、奴らはどんな小さな隙間からも家に侵入し、私たちは侵入されていることに全く気付いてないということが分かりました。
時には風に乗って流れてきたり、またある時は最初から植物や土の中に潜んでいたりと、あらゆる経路を使って植物にたどり着きます。
今回は、特に目にすることの多いコバエ、ハダニ、カイガラムシに着目して、これらの虫がいったいどうやって室内に入ってくるのか?どんなことが原因でこれらの虫がわいてしまうのかを深堀りしていきます!
虫の出所が分かればやるべき対策が見付かります!
観葉植物にわく虫の種類
お部屋に癒しを与えてくれる観葉植物ですが、虫が現れた途端せっかくの癒しも吹き飛んでしまいますよね。
基本的に小さな虫が付くことが多いですが、よく見られる虫として有名なのがコバエ、ハダニ、カイガラムシです。
それぞれどんな虫なのか見ていこう!
コバエ
観葉植物を育てる上で一番目にすることの多い虫。
生ごみにわくコバエとは種類が違い、チョウバエとキノコバエの二種類がある。
気温20度以上で湿度の高い梅雨の時期に多く発生する。
堆肥を使った土の表面に卵を産み付け、気温が上がってくるころに孵化し大量に繁殖することがある。
ハダニ
ハダニは体長約0.3~0.5mmのハダニ科の昆虫。
クモの仲間で、一定数になると糸を吐き、近くの他の植物に移動することができる。
高温・乾燥を好み、梅雨明けから夏に多発する。
葉の裏に寄生して汁を吸い、被害が進行すると葉の色が悪くなり落葉し枯れてしまうことがある。
水に弱い性質を持つ。
カイガラムシ
カメムシの仲間で、カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科の体長2~10mmほどの小さな昆虫。
葉や茎に口ばしをさして汁を吸い、新葉が出なくなったり枝が枯れるなどの被害をもたらす。
多くの種類が生息するが、一般的に見られるカイガラムシは脚が退化し動きが見られないものが多い。
カイガラムシの排泄物には糖分が含まれるため、アリやアブラムシが寄ってくる場合がある。
観葉植物に虫がわく原因
観葉植物に虫がわく原因は色々ありますが、コバエの場合は植物にわいているのではなく、土に含まれる有機肥料が原因とされています。
有機肥料?
肥料は大きく分けて有機肥料と化成肥料に分かれています。
有機肥料とは、油粕や鶏糞などの有機物を原料としている肥料のこと。
化成肥料とは、鉱物などの無機物を原料とし、化学的方法で製造された肥料のこと。
コバエは有機物を餌とするため、有機肥料や堆肥の土を使っているとコバエがわきやすくなり、土の中に卵を産むこともあります。
有機物を含まない土を使用していても、鉢の中に落ちた枯葉をそのままにしていると腐敗した葉にコバエがたかることがあります。
また、鉢の受皿に溜まった水を放置するとずっと土が湿っている状態になり、コバエを呼び寄せる原因となってしまいます。
受皿放置とかついついやっちゃう事ばかり。。。
ハダニやカイガラムシは植物の葉や茎から汁を吸うため、特に葉の裏や茎に多く寄生します。
カイガラムシは湿った環境を好むので、風通しが悪く湿度の高い室内や、水をやりすぎていつも湿っている植物、葉が密集している植物に寄生しやすいです。
ハダニは乾燥を好むため観葉植物の葉が乾燥していると寄生しやすいです。
特に葉の裏にびっしりと付いていることが多いと言われています。
室内の観葉植物にわく虫はどこから来るのか?
観葉植物に虫がわく原因は分かりましたが、家の中に置いているにも関わら、いったいどこからこれらの虫がやってくるのでしょうか?
どこから虫が来るのかほんとに謎!
どうやって家の中の観葉植物にたどり着いたのか知りたい!
まず、どの虫にも言えることですが、非常に小さい虫なので少しの隙間があれば容易に外から家の中に侵入することができます。
窓を網戸にしておけば網戸の隙間から入ってくることも可能ですし、風の強い日に少し窓を開けたり玄関から人が出入りするだけでも虫が流れ込んでくる可能性は充分にあります。
また、植物を短時間でも外に置いていたら容易に虫が付きますし、外出していた自分自身に虫が付いていて家の中に入れてしまうことも考えられます。
このような非常に小さな虫は、その侵入にほとんど気が付くことはできません。
「一体どこから来たの!?入れたつもりはないのに!」と思っても、虫が小さいだけに家に入る瞬間を目撃することなど不可能に近いです。
つまり、虫が入ってくる経路なんて実はたくさんあって、私たちがそれに気付いてないってことなんだね
観葉植物によくみられるコバエ、ハダニ、カイガラムシには、他にもそれぞれ浸入してくる方法に特色があるのでご紹介していきます。
【コバエ】
窓や網戸の隙間から侵入してきたり、買ってきた観葉植物の土に卵が産みつけられることで繁殖することが多いです。
そして、意外とエアコンのドレンホースも要注意。
ドレンホース内は汚れた水が流れるのでコバエが発生しやすく、ドレンホースを伝って室内に侵入する場合もあります。
こうした、水のある場所やジメジメした場所から侵入してくることも多いです。
【ハダニ】
ハダニは糸を出して風に乗って移動することができるため、近くの植物から容易に飛んでくることが可能です。
飛んできても非常に小さいため目視するのは難しく、知らないうちに観葉植物に寄生してしまうことが多いです。
草が生い茂る場所での植え替えなども要注意。
あっという間に糸を張って観葉植物に付いてしまうことがあります。
【カイガラムシ】
種類にもよりますが、カイガラムシは成虫になり植物に取りつくと脚を退化させ全く動かなくなるので、なぜこのような虫が植物に付いたのかと不思議に思うことがあるかもしれませんが、成虫になる前には翅(ハネ)を持ち、フワフワと風に乗って移動することが可能です。
まるで粉が舞うように飛んでくるため、虫が飛んできたこと気付くことは困難になります。
これらの虫は外から侵入してくることが多いですが、意外と盲点なのが観葉植物を購入した時点ですでに虫が付いていることがあるということです。
観葉植物を購入する際は、虫が付いていないかよく確かめ、購入したままの状態で育てるのではなく、必ず新しい土に植え替えてから育てることをおすすめします。
購入時の土の中に虫がいることもあるんだねー
虫がわきにくい観葉植物
観葉植物を育てる以上、虫と無縁でいることは不可能に近いです。
しかし、植物によっては虫を寄せ付けにくいものもあります。
ここでは、初心者でも育てやすく、虫がわきにくいとされる観葉植物をご紹介していきます!
我が家でも一度も虫を見かけたことがない観葉植物を厳選しました!
ポトス
観葉植物の定番と言えばポトス。
手間がかからずぐんぐん成長するため初心者にも優しい観葉植物です。。
ポトスは土を必要としない水耕栽培やハイドロカルチャーでもぐんぐん育つため、コバエを防ぎたいという方にオススメできます。
もう何年も育ててるけど、ハダニやカイガラムシを1回も見たことがない!
サンスベリア
放置しても大丈夫なくらい強いサンスベリア。
水切れに強いので、水やりがあまりできない方や忘れやすい方、うまく水やりのタイミングがつかめない方にもおすすめです。
乾き気味に育てていけばコバエがわくこともありません。
多少、光が少ないところでも育つので場所をあまり選びません♪
パキラ
パキラも初心者におすすめの観葉植物。
パキラは太い幹に水を貯える習性があるので、水やりのスパンが長く、多少土が乾いた状態が続いても元気に育ちます。
そのためコバエが寄り付きにくく、ハダニやカイガラムシも付きにくいとされています。
特に手をかけなくてもぐんぐん大きく育っていくし、虫を見付けたこともありません♪
モンステラ
切れ込みの入った大きな葉っぱが特徴的です。
葉が大きいため蒸れたりすることもなく虫を寄せ付けにくいです。
非常に生命力が強く丈夫なため、初めて育てる観葉植物としてもおすすめです。
我が家のモンステラはもう10年以上虫も付けずに元気に育ってます!
エアプランツ
エアプランツはその名の通り、土に植えずにそのまま飾っておける観葉植物の総称です。
基本的には霧吹きで水を与えるだけなので、管理も難しくはありません。
土を使わないことで虫はほぼ付きませんし、霧吹きでの水やりは、水を嫌うハダニやカイガラムシの予防にも繋がります。
エアプランツはインテリア性が高いうえに虫が付きにくい!
部屋をオシャレにしたい方におすすめ♪
まとめ
ということで、今回は観葉植物にわく虫がどこから来るのか徹底調査してみました。
観葉植物を育てていて、一番目にする虫はコバエではないでしょうか?
植物の周りを飛び回り、すぐ目に付くのでコバエの繁殖に困っている方は多いと思います。
コバエは土の有機肥料にわくので、時期が適していれば植え替えしてしまうことをおすすめします。
ポイントは土の上層部を無機土にしてしまうこと!
土の表面を無機土にしてしまえばコバエは寄り付きませんし卵を産み付けることもできません。
上層部3センチくらいを赤玉土などの無機土で覆えばOK!
コバエは土の奥深くに潜ることはないので表面だけで大丈夫です。
我が家の観葉植物も全て表面は赤玉土で覆っていますが効果はテキメン!
コバエは激減しましたし卵を産み付けられたことはありませんので、コバエでお困りの方にはぜひおすすめしたい対策法です♪
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